グラフ作成から見るデザインの本質

  • インフォグラフィックの様なものをデザインする機会があり、その時にグラフを作成するのはデザイン(見た目)を作る所によく似ていると思ったので自分なりの考えをまとめてみました。

    グラフの種類で何を選ばないといけないか

    データがあればグラフは棒グラフでも円グラフでも折れ線グラフでも色々な見せ方ができます。
    ただし、ここで問題になるのはその見せ方です。
    何を最も見せないといけないのか。
    どのグラフの形式にすると見る人に伝えたいことが伝わりやすいのか。
    これはデザイン(見た目)を作る時と同じで、お客様の利益に繋げる為には何を見せないといけないのか。
    そして、どんな形で伝えると利用者にそれが伝わるのか。
    グラフの選択によっては、伝えたい情報が伝わらなかったり、理解しづらかったりします。
    そもそも、それを伝えてもしょうがないという事もあるでしょう。
    このあたりが非常にデザインに似ていると思います。

    デザインもグラフもコミュニケーション。伝わらなければ意味はない。

    商品やサービスであれば必ず誰に対しての何を良くするのか、コンセプトがあるはずです。
    狙ったターゲットに、そのコンセプトの情報の伝達がうまくできているか、それがビジュアルデザインがなすべきことです。
    グラフも同じく伝えたい数字や見せ方、つまり情報の伝達ができているか。
    伝えたいものが伝わらなければ、その情報(ビジュアルデザイン)は意味がありません。
    どの数字を、どんな形式で見せれば良いのか、デザインでいえばそれはまさに戦略です。
    どの情報をどんな見せ方にすれば良いのか。

    デザインとはどんなプロセスでできあがるのか、デザインのプロセス自体を知らない人にはこういったグラフ作成を基に話してみるのも良いかもしれません。
    グラフであれば誰もが作成した事がありますので、イメージがつきやすいと思います。
    デザインは見た目だけだと思われる事が多いので、そうではなく戦略がないと伝わらないという事が伝えやすいのではないかと思います。

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