画像引用:amazon 伝え方が9割 2
かなり前に「伝え方が9割 1」を購入して、面白かったので続編も購入しました。
内容は人に言葉を伝える時にどういう表現をすれば上手く伝わるのか。且つ人にお願いした時に、どういう言葉の表現をすれば受け入れやすくなるのかといった事が書かれている本です。
「伝え方が9割 1」で書いてある内容と同じなのですが本書は実践するためにはどうしたらよいかという実践向けの本となっています。
ですので、前作を読まれた方は復習になり且つ更に”伝え方”が深く学べるのではないかと思います。
コピーライターなしにキャッチコピー、商品名などを作る時や人に何かをお願いするときなどに役に立つ本だと思います。

本書を読んでポイントだと思ったところ

伝える相手に「Yes」を貰うポイント

基本的に人に何かを伝える時、全てに言えることが、そのまま思ったことやお願いしたいことを言葉に出さない。本書はざっくりいうと、そういうことが伝えたいのだと思いました。
その中を更に細かくして下記のことが書かれています。

相手の好きなこと

自分がしてほしい事だけを伝えるのではなく、伝える相手にとっての好きなことを考え、してほしい事と伝える相手の好きな事、両方が合致する伝え方を考えて言葉にする。

嫌いなこと回避

自分がしてほしい事を、相手が嫌だと思ってる事が回避できる様に言葉にする。例えば○○をする事で○○が回避できます。

選択の自由

自分がしてほしい事を強制的に選択肢を用意して伝える。○○と○○があります。

認められたい欲

承認欲求を利用して、伝える相手にあなたが○○すると○○が良くなるといった、その人しかできない形で伝える。

セブンイレブンの商品名の考察

本書を読んで思い出したのが、セブンイレブンで売られている「濃厚チョコクロワッサン」という商品名。
fff
画像引用:コンビニスイーツ新商品を全部食べていくブログ様
”濃厚”という文字がないと「チョコクロワッサン」だけです。
name

濃厚チョコクロワッサンの方が食べたくなる方が多いのではないかと思います。
言葉というのは印象を大きく変えます。