画像引用:amazon 日本発スタートアップの失敗と成功
20人のアントレプレナーの成功と失敗、M&Aなどそれぞれの苦悩が描かれた本。
それぞれ「こうした方が良い」というやり方が書いてあり一方で「こうした方が良い」という事が別なアントレプレナーでは良くなかったり、定石はあれど、結局やる気と思いが如何にあるかが大事なのかと。面白い一冊でした。
言うまでもなく意思決定のスピードやそれにおける情報収集が大事なのは、この本でも多く書かれています。
リスクを取らない安全な投資はない
日本と海外の違いで日本ではリスクなくベンチャーに投資して上手くいく方法をよく聞かれ、リスクをとることをリスペクトしている国 と、リスクをとらないことをリスペクトしている国という表現が上手く例えているなと思います。
作る前に売れ
この言葉も刺さった言葉。
スタートアップは顧客と話す前にプロダクトを作りがちで、そもそも誰も使用しないプロダクトを作って失敗します。
お客様と話して、お金がもらえれば価値があるといえるということ。
スピードが重視されるスタートアップではそういうやり方もありかと勉強になりました。
アントレプレナーの敷居は実は高くない。高くしているのは日本の風潮
日本では起業するのは高学歴でないと難しいなど勝手に敷居をそれぞれで高くしている傾向があるのかなと思っているのですが、実際は自分自身で「やりたい事」にしっかりとした信念があれば、それほど敷居が高いものではないと思っています。
この本からはそういった事も伝わりました。