画像引用:amazon仕事は楽しいかね
試してみることに失敗はない
本書はタイトルから見ると仕事を楽しくする為にはどうすればよいかの様な内容が書かれてある様に思えますが、どちらかというと物事の捉え方で新しい視点が得られる内容が書かれてあります。
「何事も試す事」の大事さに気づかされる本ではないでしょうか。
これまでやってきた実績、「何をしてきたか」も大事ですが「何を試してきたか」も必要だと思う一冊です。
まずはとにかく始めること
大人になるにつれて手を動かさず、頭で先に考え悩む時間が大きく増えます。
マシュマロチャレンジでも有名なのですが大人たちは、理屈や設計、議論を繰り返し手をほとんど動かさない。
逆に幼稚園児はひたすら手を動かし試す事を何度も繰り返し大人に勝ちました。
本書でも、まずは試すことでアイデアは広がる。始めなければアイデアは広がることもないという事が書かれてます。
ちょっとしたチャンスに気づいて、ものにできるかどうか
コカコーラが生まれたアイデアやリーバイスのジーンズが作られたアイデアも偶然といえば偶然のアイデア。
でも、その偶然のアイデアを馬鹿げていると見てしまえば、チャンスは通り過ぎる。
その偶然を見過ごさずに入れるか。
つねに違った自分を目指さなければならないと本書で出てくるのですが、これはつまり常に違った自分でいることで、自分の中で決めつけている確証バイアス的なものを取り除けということにもなるかと思うのですが、そうすることで偶然を見過ごさずにいれるのではないかと思います。
自分の中でバイアスがかかると偶然に目を向ける事が難しくなると思います。
まとめ
多くの大人がやらないこと「試してみる事」
試してみる事すら許されない環境もあるのかもしれないし、多くは試して見た結果、ダメだった時の恐怖が大きく手が動かない事が多いのではと思います。
その恐怖をまずは超えられるか、そして思い込みを無くせるか、つまりは「子ども」の様に純粋に行動ができるか。
成功の鍵はそこにあるのではと思いました。
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