webデザインではwordpressやWIX、BASEなど、他にもほとんど無料で利用できるサービスがたくさんあります。
美しいデザインやカッコいいデザインなど、特にwordpressに関しては、美しいテンプレートデザインの数が多く、わざわざwebデザイナーがデザインをする必要もないのではというくらいクオリティが高いものが豊富にあります。
ではwebデザイナーに依頼する価値は何なのか、テンプレートデザインのメリットとデメリットはどこにあるのでしょうか？
wordpress デザインテーマ
テンプレートデザインのメリット
依頼者側の最大のメリットは構築期間の短縮と金額が安くなる事。
テンプレートデザインから変更する量が多くなればなるほど構築期間と同時に金額もあがります。
とりあえず、ホームページがあるだけで良いという状態でしたら、テンプレートデザインをそのまま利用して画像を差し替えるだけで良いと思います。
テンプレートデザインのデメリット
デザイン面でのデメリットと言えばレイアウトが大きく変更できないことです。ですのである程度制限されたレイアウトの中でデザインするというのがテンプレートデザインのデメリットとなります。
全く変更できないことはないですが、大きく変わると比例して構築の手間が増えるので金額も高くなり、テンプレートデザインを使用する意味がなくなります。
どういった基準でテンプレートデザインを選ぶと良いか
まずはデザインレビューと同じく、サイトの目的、ペルソナ、コンテキスト、シナリオを用意します。
CTA(ユーザーに起こしてもらいたい行動)を整理しプライオリティ（情報の優先度）をつけ、ワイヤーフレームを作成していきます。
この時点でのワイヤーフレームは手書きのもので問題なく、各情報の要素をどこに配置するかがわかれば問題ないです。
この作成したワイヤーに近いレイアウトをのテンプレートデザインを選べば、できるだけ構築期間や金額を抑えて構築することが可能です。
闇雲に直感の見た目のデザインだけで決めても目的の達成できないものになってしまいます。
勿論、直感のデザインで検討する事も大事なのですが、それだけでテンプレートデザインを選択するのは危険です。
拡張性も確認
インストールしてみないとわからないというものもありますが、何かを編集するのに時間がかかる様な裏側の仕組みになっていては運用にも問題がでてきます。可能であればこのあたりもチェックしてテンプレートデザインを選択すると良いでしょう。
まとめ
これだけテンプレートデザインが豊富にある現在、構築期間や金額といった面でそれを使わない手はないと思います。
では余った時間でどこに投資するか、それは戦略やサービスデザインに投資すべきです。